「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの・・・」
本気で驚くヨキの顔。
エドワードはにこっとわらった。
L
EADY STEADY GO →12『買収。』
「炭坑の経営権を丸ごと、売ってほしいって言ってるんだけど」
何トンにも及ぶ金塊を背景に、エドワードは言った。
その姿はどこか悪魔のような雰囲気をかもし出している。
「足りませんかねぇ?」
エドワードの一言にヨキは更に驚いて首を横に振った。
「めめめ滅相もない!!」
そしていきなり顔つきがだらしなく緩む。
多分悪巧みでもしているのだろう、とは溜め息をついた。
「それから・・・・・・」
さらにヨキがチラリとエドワードのほうに、物欲しげな顔をした。
エドワードは「わかってます」とゆうような、人のよさそうな作り笑いを浮かべた。
「ああ、中尉の事は上の方の知人にきちんと話を通しておいてあげましょう」
「錬金術師殿!!」
感涙をながすヨキは、エドの手をがしっと握った。
「・・・・うさんくさい笑顔」
がアルフォンスの隣でボソリと言うと、「ボクもそう思う」という同意を得ることができた。
「でも私もこうゆうやり方、割と好きVv」
「えぇ!?」
今度の意見は受け入れられなかったようだった。
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