「ラジオ・・・のおへや?」


はむ?と首をかしげた。
大きなマイクに、機材。






LEADY STEADY GO →3『ラジオのお時間』






「ははーん。放送室ね」

マイクの置いてある、大きな机に腰掛ける。
がブレスレットに触れ、意識を集中すると、には容易に、空気の流れを読むことができた。


「・・・練成反応があって、2人、・・・3人?子供と、大きいのと、女性がこっちの方に・・
 エドと、アルと、あの女の子?」

が首を傾げるのと同時に、3人分の足音が聞こえてきた。


「お?」

「あ、エドー!」

じゃん!・・・この部屋は・・・」

「放送室みたいだよ」

がいうと、後ろからかけてきたロゼが付け足した。

「教主様がラジオで教義をする・・・」

とたんに、とエドワードの顔が、ニヤリと、怪しい笑みになる。

「「ほほ――――――う」」

「(あ、なんか、2人していやらしい事考えてる。)」

アルフォンスのそんな考えが、見事に的中するのだが。


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