「アル、アル。大好きよ」






い切り君を抱きしめるときまで。








、どうしたの?急に?」


後ろから抱き付いてきた

どうしたんだろう。

いつもはこんな事なんてないのに。



の小さな身体には、僕の身体は大きすぎて。



?」

「アルが、好き。」

「ありがとう。僕もが好きだよ」



ひたり、ひたり。


小さな雫の落ちる音を僕は聞き逃さなかった。

物理的に感じることはできないけれど。

君が泣いていることくらいは、わかるよ。

君の涙が暖かいことくらいは、わかるよ。



「すきなの。アルがすきなの」



「エドと同じとか、そうゆう『すき』じゃないの。
 キスしたいとか、そうゆう、好きなの」

「・・・ごめん、僕は・・・」

「お願いだから。
 もう無茶はしないで。」

?」


するりとは、座っている僕の前に座り込んだ。

見上げてくる瞳が涙できらきらしてて、ないはずの胸の奥がぎゅっと痛んだ。


「私、アルがボロボロになる度にどれだけ寿命をちじめたと思ってるの」


「・・・・ごめん
 僕もの事、好きだけど、だけど・・・こんな身体じゃ」


「バカアル!!!!」


の声が僕の鎧の中にぐわんぐわん響いた。


「そんなの気にしてないわよ!してたらすきだなんて言わないわよ!
 乙女の一世一代の大告白を無駄にしないでよ!!自己中鎧!!!!」


「!!」

じ、自己中!!

そんなの初めて言われた・・・・。


、ごめんね。ごめんね。」



この硬い鎧じゃ、きっと抱きしめても痛いと思う。

だけど、元の身体に戻ったら思いっきり君を抱きしめるから。


だから



「もうちょっと待ってて。
 思い切りを抱きしめるときまで」











▼あとがき。
アルフォンスが可愛くて好き。
っていうか、ヒロイン性格可愛くない・・・っ!!;
なんかアレだ。
設定がわかんない。









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